お金に困ったときに、最初に考えるのが身内に借りるという方法でしょう。身内ならば事情も理解してもらいやすいですし、無利息で貸してもらえる場合も多いので、一番手軽なお金の調達方法といえます。特に夫婦間でのお金の貸し借りは、ごく一般的に行われている身近な行為です。しかし、最も信頼し合える関係の夫婦だからこそしっかり確認しておきたいこともあります。

借りたお金の使い道をはっきりさせる

夫婦は強い絆で結ばれた関係ですが、その信頼関係が崩れたときには修復がとても難しい関係という面も持っています。ですから、お金を借りるときにはその使い道をはっきりさせて、お互いにとって必要なお金であることを確認しておく必要があります。借りる側は使い道をしっかり説明し、貸す側はそれがいま本当に必要なお金なのかを冷静に考えることで、無駄遣いを防止することができますし、お互いの信頼関係も保つことができます。

返済期限をきちんと決めておく

夫婦間のお金の貸し借りでは、どうしても返済がルーズになりやすいです。夫婦になったときからお互いの財産は共有の財産だと思ってしまいがちですが、民法上は結婚する前から持っていた財産はそれぞれの個別の財産だとされていて、結婚後に築いた財産でもすべてが共有の財産とされるわけではありません。たとえ夫婦間であっても、他人の財産から借金しているという意識を持つことが必要で、借入金額はもちろんのこと、返済期限についてもきちんと記録を残しておき、その期限を守るようにしましょう。

夫婦間でお金の貸し借りをする場合は、夫婦だからといってルーズにならず、記録を残してきちんと返済する習慣をつけておくことです。それにより浪費癖を防ぎ、夫婦の信頼関係を維持することができるでしょう。